ガヴァナー【総督と呼ばれる虚面リーダー】
引用:https://www.amc.com/shows/the-walking-dead/season-1
「"これから失ったものを取り戻す。
文明をね。
再び立ち上がるんだ。
互いに食うことなどせずに…"」
プロフィール
アメリカAMC発の大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン3
より登場するコミュニティー「ウッドベリー」のリーダー。
連れて来たアンドレアとミショーンを手厚くもてなし、
コミュニティーの人々からも、高い信頼を得ている紳士的な男。
しかし実際には、周囲で他のコミュニティーを見つけると、
計画を練って皆殺し。
そこから物資を略奪しているという卑劣な一面も持つ
二重人格の男。
やがて刑務所という安住の地を見つけたリックらと遭遇し、
戦争と言う最悪の状況へ事態は進んでいった。
悪のイチオシポイント
その1【誠実と虚栄の二面性】
ウッドベリーの住民たちには、手厚いコミットメントで答えるも、
外に出て外敵と出会えば、その性格はぐるりと豹変する。
墜落したヘリコプターから米兵を助け、
彼から彼の仲間の居場所を聞き出すや否や、その場所へと向かい、
米兵たちを皆殺しに。
そして彼らの持っていた潤沢な武器・物資を自分のコミュニティーへと
持ち帰る。
もちろん殺して奪ったなどという事実は住民には伏せ、
ウォーカーたちに殺されていたという形で説明を終える。
それは街のリーダーとしての立場を揺るがぬものとし、
彼らの信頼を集めるためなのだろう。
その2【異常なまでの猜疑心】
戦争はシーズン3の終了とともに一時終結するが、
シーズン4にて再び刑務所へ現れると、リック達に宣戦布告する。
それに対しリックが渾身の説得を試みる。
(リック)「人間の心を取り戻せ。
人は誰でも、変われるんだ―――」
だがガヴァナーはそれを受け入れようとはしなかった。
リックの説得は、ガヴァナーの猜疑心を打ち消すことができなかった。
交渉は決裂して、戦争となってしまった。
まとめ
『嘘』という人間の力を巧みに操り、人々の心を掌握していた
ガヴァナー。
表向きでは紳士のように振る舞い、
しかし裏では残忍な悪魔のように振舞っていた。
何を考えているのか、表面的に見ただけではわからないというのは
やはり恐ろしいものです。
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