悪役の広場

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ニーガン【TWD界のジャイアン】

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 画像引用元:http://saraohtake.blogspot.com/2016/12/blog-post_17.html

「"小便ちびったか?"」

 

「"例外はない"」

  

プロフィール

 海外ドラマ『ウォーキングデッド』のシーズン6最終話『悪魔の口笛』 にて

初登場するコミュニティー『救世主』のリーダー。

屈強な男たちを束ね有刺鉄線をぐるぐる巻きにした愛用バット『ルシール』

を持つその姿は、まさに凶悪暴君。

最終話のラストシーンでは、リック達の愚行を生産するため、

バットで誰かの頭をカチ割ってしまうという、衝撃的なクリフハンガー

幕を下ろし、当時の視聴者たちを震え上がらせた存在。

 

 

 

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その1【揺らがぬ貫禄】

 とにかく"貫禄"がスゴイ。

相手がどんなことを自分たちにしてきても、全く動じない。

人だろうが、ウォーカーだろうが、余裕の笑みを顔に浮かべ、

愛用バット『ルシール』で、あざ笑うかのように叩き潰す。

どんな相手の逆らう意志をも萎えさせてしまうその威厳は、

まさに『大将』というのにふさわしい。

 

その2【時折魅せる優しさ】

カールが侵入してきて自分を殺そうとした時、

ロジータに発砲された時なども、どこか穏便に済ませてくれる

優しさを持っているのが、 どこか人間味を感じてしまう。

リックたちに出会った際も、過去に大量の仲間たちを殺されているのにも

関わらず、殺したのは『エイブラハム』1人だけという

破格の代償で済ませた。

そうなると、そもそも攻撃を仕掛けたリックたちが悪いのか、

ニーガンが悪いのか分からなくなってしまうのが、何とも不可解。

しかし"優しさ"すらも策略の一つなのでは――?

と思わず疑ってしまうのも、ニーガンのキャラの深さを助長している。

 

まとめ

どこか、アメリ南北戦争ゲティスバーグの戦い』に似たような

全面戦争を繰り広げたリックたち『連合軍』とニーガン率いる『救世主』。

最後は高台から撃ち降ろすという作戦でリック達に引導を渡そうとするも、

参謀・『ユージーン』の裏切りによって銃が暴発。

リック達に形勢逆転されるという結末を迎えてしまった二―ガン。

 

これまでの"暴挙"のバチが当たったかのような末路。

リックによって助けられるも牢屋の中で見世物にされる存在になってしまった。

 

"力"だけでは全てを支配することはできない。

『ユージーン』の裏切りや、右腕『サイモン』の挑戦などが、

そんな人間の普遍的な真理を表わしてくれているような気がしますね。

 

強く、しかし優しく―――。

人を束ねる者には、強さや威厳だけでなくそう言ったパーソナリティー

必要なのだということをニーガンは教えてくれます。

 

 

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