悪役の広場

~悪を智ること すなわち 善きを知る鍵~ をモットーに様々な物語(ストーリー)に登場する悪役を魅力を交えて紹介するサイトです。

トンパ【新人狩りが悦び】

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「"ハンターになる気なんか

ハナからないのさ"」

 

 

 

 

プロフィール

 『ハンター試験編』に登場する、ゴン達と同じ受験生として参加していた

キャラクター。

試験の経験者という経歴と愛想で近づくが、その目的は『ルーキー狩り』。

自分のことを知らずにやってきた新しい参加者に洗礼を与えることで精神的に

追い詰め、『他人を貶める』ことを悦びとするる、

なんとも醜悪で器の小さいキャラクターである。

 

 

 

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その1【ネットアンチに似たリアリティー

 「弱い犬ほど良く吠える」とは言うが、トンパを見ていると、

ネット上に悪口を書き込むアンチユーザーが思い浮かんだ。

『自分の能力を上げようという努力はせず』

代わりに『相手を罵ったり蔑んだりする努力は人一倍』といった生態系は、

 

言語化するか』or『行動に移しているか』の違いがあるだけで、

本質的には同じような思想の持ち主であると感じる。

 

そのためトンパは、想像世界の存在ではあるものの"現実の悪"に似通った観念を

持っているためその存在や思想に、非常にリアリティーを感じる。

 

それがトンパの魅力なのではないかなぁと感じます。

 

その2【姑息な手段を行じる小者感】

 ジュースに下剤を入れたり、多数決で反対方向を選択したり、

わざとリタイアして足を引っ張ったりと、

とにかく自分のできる限りで新人たちを不合格にしようと

あれこれ講じるトンパ。 

 そのあまりの徹底ぶりに、逆になんだか笑けてくる。

「いやその創意工夫を他に生かせよ!!」

とおもわずツッコミたくなるマヌケ感も、トンパだけの魅力なのかもしれません。

 

まとめ

 トンパの『ルーキーを貶めて悦ぶ』という行動原理には、

僕は"嫉妬"が非常に絡んでるのかなぁと思います。

 

自分の実力の無さを棚に上げて努力を怠り、

後から入ってきた新人たちの合格に憧憬し、

いつしかひたむきにハンターを目指していた自分を忘れ

自分と同じようにハンターの世界に飛び込んできた新人たちを

叩き潰すという、間接的な"自己破壊行動"に行っているようにも

僕には見えました。

 

目的を見失ってしまった人間って、悪い事をするのかもしれませんねぇ‥。

そんなふうにも思いました。

 

そんなトンパからは‥‥

 

➀『"嫉妬"してる暇があるなら努力しよう』

 

➁『自分の目指していたことの"本質を見失わない"ようにしよう』

 

➂『人を貶めるために自分の人生を割くような、

  意味のない生き方は虚しいということを知ろう』

 

そんな悪役からのフィードバックを受け取ることができる気がします。

 

 

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