嘆きの天使【忍び寄る鬼面の女神】
新品北米版DVD!Doctor Who: Weeping Angels!<ドクター・フー/嘆きの天使>
|
「"・・・・・・・・・・!"」
(無言で近づく)
プロフィール
ドクターフーseason3-10話『ブリンク(Blink)』で初登場を果たす悪役(ヴィラン)。
この出演を機に、
season5-4話『天使の時間(The time of Angels)』――
season5-5話『肉体と石(fresh and stone)』 ――
season6-11話『閉ざされたホテル(The God complex』――
season7-5話『マンハッタン占領(The Angels Take Manhatten)』 ――
season9-12話『時空の果て(Hell Bent)』――など、
以降何度もドクターたちの前に現れて行く手を阻む。
その見た目は教会などにありそうな淑やかな女神像なのだが、その正体は
エイリアン。
視線を外したり瞬きしている間に動き、対象(ターゲット)に近づいてくる。
そして彼らに触れられると、過去などに飛ばされる。
その目的は相手を過去などに飛ばしたことで得られる時間エネルギーが、
彼らの生命エネルギーになるからだ。
悪のイチオシポイント
その1【音も無く接近する、俊敏さ】
何はともあれ、早い。とにかく速い。
なんせ人間が一回瞬きをする間に、グッと距離を縮めてくるのだから。
走っても走っても追いつかれ、瞬き一度するだけでグングンと距離を詰めてくるのだか
ら恐怖以外の何物でもない。
正直動きの速さだけで言えば、ドクターフーヴィラン界においても
トップクラスなのは間違いないだろう。
その2【見事なカモフラージュ力】
パッと見の見た目は街などに飾ってある銅像たちとなんら変わりがない。
でももしも『いつも目にしている像が動き出したら』―――・・・。
そう考えると少し背筋がゾッとする・・・・。
カメレオンの如く街や周りの景色に溶け込み、油断している人々が視線を逸らした
隙に問答無用で過去へ飛ばしてしまうのだから、迷惑以外の何者でもない。
その3【群れでの制圧力】
あらゆる方向、例えば十字路の真ん中に立っている状態で、4方角全てから
嘆きの天使に襲われたのなら、正直生還率は絶望的だ。
人間の視野角は180~200度程度と言われているので、一匹を見つめていても
他の角度から接近してきた嘆きの天使に触れられたなら、
確実に他の時間に飛ばされてしまうだろう。
最も、3-10話『ブリンク』は、ギリシャ神話に登場する「メデューサ」のように
お互いでお互いを見つめ合った結果、石のようにすべてが対になって
固まってしまった―――というオチで片づけられたが、
話回によってそれも変わるのでアテにはできないだろう。
路地や追い詰められやすい場所へ行くのは禁物だろう。
まとめ
まさに日本の『だるまさんが転んだ』の遊びを連想させる悪役(ヴィラン)
。しかし遊びと言う生温い表現ではなく、もしも逃げ切れなかったら
過去に飛ばされてしまうのだから気が気じゃない。
ギリシャ神話の『メデューサ』、ドラゴンクエストの『うごくせきぞう』、
GANTZの『阿吽像』など
などにも似た恐怖感を携えた悪役(ヴィラン)でした。
やっぱり像が動くって怖いね・・・。