キャプテン・クロ【執事に扮した海賊策士】
「"ジャンゴ‥おれァこの船を下りるぜ…"」
「"違いますねお嬢様‥
金もそうだが、もう一つ私は
"平穏"が欲しいのです"」
プロフィール
ワンピースの序盤に登場する悪役。
だが初登場では、シロップ村の大富豪カヤの執事として登場する。
従順な執事として、病弱なカヤを支える強い忠誠心を見せていたが、
実際のところはその財産をつけ狙う、かつて悪名高い名として有名だった
『百計のクロ』であった。
ルフィ達とは違い野望はなく、カヤの財産を手に入れて
"平穏"を手に入れることを目論んでいた。
悪のイチオシポイント
その1【計画を企てる謀略性】
緻密な計画を立てて、確実な機を狙って略奪を行う知能犯。
カヤという富豪の後ろに雲隠れし、その財産を奪うために
雲隠れしていた計画性からは、基本的に慎重な性格であることが
うかがえる。
その2【視認できぬ素早さ】
クロの技と言えば"杓死"―――。
目にもとまらぬ速さで動き、周囲の敵味方を構わず切り裂く技。
そのあまりの動きの早さに、誰一人としてクロの姿を見ることができず、
切り刻まれた。
しかし、あまりに動きが速すぎるためにクロ自身も能力中は
何を斬っているのかよく分かっていないのだとか。
速いけど精確性に欠ける。
やはりこういった点に、グランドラインに未到達の海賊だという部分が
垣間見えます。
まとめ
豪快で個性的なキャラクターが多いワンピースの中で、
知性を用いた非常に珍しい悪役（ヴィラン）。
そのためキャプテン・クロはワンピース全体から見れば
霞んだキャラクターなのかもしれない。
しかし謀略や計画といった、こういった少しイヤらしい戦いをする悪役（ヴィラン）も
時々登場するからこそ、ワンピースは飽きずにみられるのかも
しれません。
闘いの中でクロはルフィに、
「名を上げるのが怖くて逃げだしただけ」
と指摘されていました。
確かに平穏を求めるというのは、
どこか楽で良い事に思えるのかもしれませんが
成長の無くなる思考傾向のようにも思えます。
しかも周囲に迷惑を掛けなければ良いのですが、周囲から金を略奪する
ことでその"平穏"を得ようとするのは、確かにタチが悪いです。
"平穏"とは真っ向から挑み続け、自分の力で獲得していくべきもの
なのかもしれませんね。
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